会場の全労済ホールは満席でした。
この公演もすでに四年目。
私は初めてなのですが、娘は去年も観にきました。
娘が「かなり楽しいんだよ!」と言っていた意味がよくわかりました。
3つの短編が観客も参加できるコーナーなどを挟みながら巧みに進行していき、飽きることがありません。
出演する若手の俳優さんのファンにとってとても楽しい場であると同時に、私のようにそうしたことに疎く、ただ舞台やお話を楽しみたい観客にも「おもしろかったー!」と言わせるステージでした。
「しっぽのなかまたち」では犬や猫などのペットと人間との生活が、いろいろなシチュエーションで描かれます。
けれども、動物愛護の正義をふりかざすわけでもなく、声高な主張をするわけでもなく、犬や猫と暮らしているのって楽しいことだなと、くすりと笑いながら思えるような内容です。
犬もわがまま、人間もわがまま、でも、人間が一方的に犬や猫を不幸にするのはやめたいよねって思えます。
さてさて、会場では、チュウ吉君やペコたんの写っているブロマイドやパンフレットを売っています。
コハクも小さくだけど、パンフレットに写っています。
チュウ吉君、ブロマイド買ってきたから送るね!
ペコたんのも買ってきたから、お嫁入りの時には持っていってね。
「しっぽのなかまたち」の皆様からは、毎年、売上からご支援をいただいています。
ご支援ももちろんですが、こうした内容の舞台をずっと続けてくださっていることへの驚きや感謝の気持ちを、この舞台に関わっているすべての方にお伝えできたらなと思いました。